トイレとスカートの関係
上流階級の貴族が優雅な生活をしていた、中世ヨーロッパ。
マリーアントワネットなど、映画やドラマで見るように、
たいへん豪華なドレスを着て城内を歩いていました。
当時のドレスはスカートの部分が大きく膨らんでいて、
その裾は地面をするほどの長さでした。
一見とても贅沢なドレスに思えますが、このような形になったのはある理由からでした。
それは、排泄のためです。
当時は女性も立ったままの排泄が普通でした。
しかし立ったまま排泄すると、洋服にかかってしまいます。
そこで、スカートがふんわりと膨らんでいれば、
服にかからないように排泄をすることができます。
このような理由から、当時のスカートはフープスカートが主流だったのです。
舞踏会で澄まして踊っていたきれいな女性も、
排泄したくなったらちょっと庭に出て、立ったままで用を足していたようです。
宮殿にはトイレがなかったと言われていますから、
スカートは女性にとって重要なアイテムだったのですね。